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ピンバッチを壊さないための正しい使い方

ピンバッチの金具がうまく外せなくて針を折ってしまったことってありませんか。ここではピンバッジの正しい使い方をお伝えします。 

大切な意味をもつピンバッジ

初めて野球場に行った記念に買ってもらった野球チームのバッチ、なぜか重く感じた就職して受け取った社章バッジ。辞任を意味する国会中のバッジを外すシーン。

アクセサリーの中でも「バッジ」は、ただおしゃれをするだけではなく大きな意味をもったものに思います。

そんな「着けるとき」「外すとき」に大事な意味をもつピンバッジですが「つけ方」や「外し方」を知る機会はすくなく、故障やトラブルの多いアクセサリーなんです。

とくに力の強い男性の方に多いのが、留め金具をむりやり外そうとし針を折ってしまう事故。そんな残念なことにならないようにピンバッジの正しい使い方を知り、バッジを大切に扱いましょう。

ピンバッジは3つのタイプがある

洋服や布にピンを刺して楽しむピンバッジには大きくわけて3つのタイプがあります。

見分け方は裏留め金具の形の違いとピンの太さです。

蝶タックピン

針が太め(1.2mm)の蝶タックで留めるピンバッジ。

カジュアルなデザインが多く、デニム生地やキャップにつけるチームバッジなどによくみられるタイプです。

蝶タックのつまみ部分の金属の板は寿命があるため、毎日つけ外しが必要なバッジには不向きです。

タイタックピン

ジャケットなどの生地を傷めにくい針が細め(0.91mm)のタイタックで留めるピンバッジ。

社章や高価な貴金属製のピンバッチに多いタイプです。

タイタックピンが壊れたときの修理実例は ピンバッチがこわれた! をご覧ください

ロータリー式

裏に立っているネジの棒を、ジャケットのボタンホール(男性用のジャケットの襟にある)にいれて、中央にネジ穴のあいた丸いディスクをまわしネジ留めるタイプ。

余談ですが・・・

社章や職位などを表す重要なバッジはこのネジタイプが主流でした。

娘の学生服のクラスバッジもまだこのタイプ。女性の雇用促進にともない、数は減ってきましたが、議員バッジは現在もこのネジ式らしいです、女性議員の方は私服スーツのジャケットにボタンホールをあけるためオーダーメイドしているのでしょうか?どんな生地にも刺せるピンタイプの方がよさそうなものですが素朴な疑問・・

各種バッチの修理をご希望の方は、こちらのLINEにブローチの写真とお悩みを送って当店にご相談ください↓

それぞれの特徴と正しい操作方法

蝶タックピン

蝶タックピンは、蝶の羽のようなつまみをつまんだ時だけ留め具がはずれるようになっています。比較的つけ外しのしやすいタイプですが、爪の長い女性にはつまみにくい形状といえます。

動画でわかる蝶タックの操作方法

タイタックピン

タイタックピンは裏つまみを引いたときだけ留め具がはずれます。

布についていたバッジをはずす時には小さなつまみを引き、外しやすいのですが、つける際のダイヤルを引く操作は爪の短い指先の太い男性には難易度が高いのでに中指をあてを親指と人差し指でつまみ、引き離すようにするとコツがつかめます。

動画でわかるタイタックの操作方法 

蝶タックピンもタイタックピンもピンを完全にはずせる状態のときに、抜きさししてください。無理に抜こうとすると、ピンが折れたり曲がったりしてしまいます。しくみがわかり落ち着いて操作するとすぐに慣れますので、ぜひ試してみてください。

ピンバッチがこわれたら通販で修理できる

社章バッジなどは毎日使うもの、大切にしていても針が折れてしまったり壊れて使えなくなることもありますよね。

 そんなときは針を付け直して修理することができます。また、留め金具や飾りパーツが無くなった時やバッジの種類がわからないときも、写真をLINEやメールで送り、当店グラスムーンにお気軽にご相談ください。全国どこからでも通販で修理できるラスムーンご相談見積りは無料です。