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スワロフスキーの石がなくなったネックレスの修理実例

アクセサリーの修理で一番多いのがネックレスの石がとれてなくなったものです。

気に入っていたものほどよく使うのでダメージも多いもの、石ひとつ無くなっただけでつけられなくなるのはショックですよね。

今回はスワロフスキーで買ったネックレスのトップの石2石が取れてなくなった修理実例をご紹介します。

スワロフスキーの石の種類をしらべる

スワロフスキーの石はいろいろな種類があります。まず外れた石の型番と色、サイズを調べます。

小さな石2つが外れて無くなっています

調べた結果、石の裏がとがったタイプの石(#1028)の透明なクリスタルカラーでサイズはpp11でした。

貼ってある状態を上から見て丸いものは、今回のような石の裏がとがっているものだけではなく、平らなものもありますので穴の形を見て判断をします。

石をつける前に穴のお掃除が大事

外れた穴にそのまま石を付けても、またとれてしまうことがあります。それは、穴に残った接着剤が邪魔をして石がちゃんと収まらないまま貼ることで起こるのです。きちんとつけるため、穴に残っている古い接着剤はきれいに取り除いてから貼り直します。

最適な接着剤を使う

接着剤は固まったときに体積が減らないエポキシ系の、衝撃などでまた外れにくいものを使います。

外れた原因によっては他の石もチェック

何かに当たったりと外れた原因がわかっているものは大丈夫ですが、大切に使っていたのに石が外れたという場合は、経年劣化により石の裏に貼ってある銀箔が石からはがれ、銀箔だけ残ってガラスの石が取れていく状態なのです。

その場合は、今回2石だけ外れていますが、他の石も外れる可能性が高いのでチェックします。目でみて明らかに輝きが鈍く、とがったものでつつくと簡単にとれる石が多い場合はすべて新たな石に交換することをおすすめします。

チェーンはスワロフスキーの商品を参考に

トップの石取れと同時にチェーンも新たにされたいとのご希望で、いくつかのチェーンの中から選んでいただくことになりました。

ご希望はご主人からの贈りものなので印象はあまり変えず、切れにくく、輝きもあるものというもの。

スワロフスキーのラインナップから元々ついていたチェーンをお調べし、おすすめのチェーンを3タイプご提案。トップに通した感じを撮影し、LINEの画像にて確認していただきました。

チェーンを選ぶ

A.買ったときについていたチェーンとよくにたデザインの細めのチェーン

B.やや太めのベイシックなアズキチェーン

C.キラキラ感もあり強度のある太さのチェーン

強度もありキラキラ感があるのがよいとCのチェーンを選んでいただきました。

チェーンの長さもちょうど良いものに

今回のような、インポートブランドのネックレスは日本人には長すぎる場合があります。特にトップがあるペンダントは鏡にうつして洋服の襟元とのバランスをみてチェックしてみてください。長くするためのアジャスターはついていても短くはできないので、チェーンの長さのご希望もお伝えください。

修理代金

修理代金  基本料金 +チェーンと加工代金1,000円)(税別)

修理内容:スワロフスキー社製の石を2石外れた箇所に貼り付け、選んでいただいたチェーンを組み付けました。

使用パーツ:スワロフスキー#1028XILIONカット・クリスタルカラー・pp11サイズ×2、チェーン 245SDC4ロジウムカラー38cm+アジャスター5cm

20184月現在

ご利用後のお声 LINEが使えて良かった

最初スワロフスキーへ相談し、料金などをきき迷っていたところ、当店のLINEでの無料見積りを知ってご利用いただきました。

石など失ったパーツがある場合でもほとんどの場合ご用意できます。ご相談見積りは無料です。

全国どこからでも通販で修理できる 当店に、修理品の画像とともにお気軽にご相談ください。