メッキのアクセサリーを長く上手に楽しむ「3つの約束」
みなさんの持っているアクセサリー、素材は何でできているかご存知ですか?
貴金属だと金属の種類をしめす記号の刻印が押されています。銀色の「プラチナ」はPt「シルバー」はSV「ホワイトゴールド」、金色の金は含有量により「K10」「K14」「K18」などあり、それぞれに美しさを守るお手入れや保存方法は違います。
今回は貴金属の刻印が無い「メッキ製」のアクセサリーの、長く上手に楽しむための方法をお伝えします。
メッキのアクセサリーは寿命があります
昨今、アクセサリーは大胆なデザインも豊富な「メッキ製」が主流でおしゃれに欠かせない存在となってきています。
「〇ャネル」「〇ィオール」などハイブランドのものも刻印がないものはメッキ製です。
実はメッキには寿命があります。国産の優良なもので、大切に扱っていても毎日着けていると、およそ5年と言われています。(中川装身具工業㈱技術センター調べ引用)
メッキアクセを長く上手に楽しむ3つの約束
簡単に言うと、「汗やよごれはやさしく洗う」「こすらない」「当てない」です(^^)
①汗や油のよごれは、台所用洗剤などでこすらないように泡でやさしく洗う。
②貴金属と同じように毎日つけている人は、入浴時には外す。水や中性洗剤は大丈夫なんですが、スポンジなどでゴシゴシ洗うことが一番ダメージとなります。
③指輪などは硬いもの(ドアのノブレバーなど)に当てないよう注意する。利き手じゃない方につけるとダメージが少なくなります。
洗いものをする時ははずし、ガラスや陶器に当てないようにしましょう。
いかがですか、普段の生活のどんな時に気をつけると良いかを例にあげてみました、思い返しながらチェックしてみてください。
間違ったケアで取り返しがつかないことに!
お修理サービスにお送りいただく中でよくある症状が、ご自分でくすみを取るためにゴシゴシ磨いてしまい、メッキが剥がれてしまった
じつはゴシゴシ磨いたことが事態を悪化させることになるんです。
そもそもメッキとは、アクセサリーの材料となる真鍮(銅の合金)の黄土色を、変色から守り、貴金属のようにきれいな金色や銀色にお化粧するファンデーションのようなもの。
くすみが出たように感じたのは何かの摩擦でメッキが減り、下地の黄土色があらわれたとしたら 磨いて「こする」ということは、メッキをはがしてしまいもっと汚れた色にしてしまいます。
前にシルバーアクセサリーの変色について書きましたが、メッキのものは変色というより、メッキがはがれ元の金属が現れて色が変わったというものが多く、美しいまま長く楽しむにはメッキの膜をはがさない注意が必要です。
元通りに直したいときはお近くの専門店へ
気をつけていてもお気に入りのものほど、使用頻度が多くメッキが剥がれてきますよね。
例えば、ペンダントの場合、摩擦の多い首周りのチェーンだけの場合があります。金属の光沢がなくなり、くすみが気になってきたら、チェーンや金具のベーシックなものは新しいものに変えることができます。
交換ができないペンダントトップなどの飾りのメッキが剥がれてきたら、メッキをし直せる場合があります。
メッキが変色してしまったアクセサリーをなんとかして直したいとお悩みの方は、お近くのアクセサリー専門店で相談してみてください。お近くに専門店が無い場合は、全国どこからでも通販で修理できる当店グラスムーンでもご相談をお受けしています。ご相談見積りは無料です。
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