スワロフスキー店で修理をことわられたピアスの修理実例
「買って一度も使ってないのに、ピアスのパーツがとれて使えなくなった」との修理の実例をご紹介します。(東京都 M・Yさま)
スワロフスキー社製のピアスを購入し、購入した時点で既に折れていたので店舗へ相談しましたが修理できないと言われたそうです。とても気に入ったデザインだったので諦めきれず他のジュエリー店にも相談、折れたポストが特殊な金属のチタンだったため「金・シルバー・プラチナ以外は修理できない」との回答で、当店にご相談いただきました。
目次
壊れた原因をさぐり修理方法を選ぶ
未使用とのこともあり、こわれた原因はメーカーでの輪と棒の溶かし付けが不十分だったため折れてしまったと考え、充分な強度のある方法で修理が必要と判断しました。
チタンを溶かしてつなげる
素材がチタン製のものは通常の方法ではつけられないので、融点の高いチタンでも溶かせる特殊なレーザー加工の方法で溶かしつけます。
つなげる際に気をつけること
つなげる部分にチタン以外の金属などがついていないか確認し、つなぐ向きに気をつけてつなぎます。
ここが折れて外れてしまったところ↑
折れた部分をつなげたところ↑
強度をチェックし壊れにくくする
また折れないように、チタン材をさらに付け足し強化しました。今回壊れていない方も念のため精密顕微鏡で強度をチェックし完成。
修理代金
修理代金(税別)
基本料金+パーツ加工代1,500円
加工方法:微細レーザー溶接
2018年1月現在
チタンなど特殊なものでも直せる
今回のような、アクセサリー素材としては珍しい金属の場合は、専門工場へ依頼しないといけないため、一般的に自社で対応できない=修理できないと対応されてしまいます。
当店では様々なアクセサリーの修理ができるように、各専門の技術をもった加工場と連携し、他店で断られるようなものも直せるよう努めています。
どこに相談しても直せないと断られたアクセサリーでもあきらめずにご相談ください。
修理実績のある当店にお任せください
通販で利用できるアクセサリー修理店グラスムーンは、福井県に実店舗がある、修理実績6800件(2023年現在)のお店です。修理歴20年の店長:玉邑園栄が心をこめて修理いたします。
大切なアクセサリーを預けるお客様の安心のため、スワロフスキーなどブランドアクセサリーの修理経験をつんだ専属の担当が、見積もりから修理発送まで責任をもって行っています。
チタンアクセサリーの修理は、全国どこからでも通販で修理できる 当店グラスムーンにご相談ください。
ご相談見積りは無料です。ご相談は見積もりに必要な画像が送りやすいLINEが便利です。
アクセサリー修理歴20年:玉邑園栄
1970年石川県金沢市小橋町生まれ
・ものづくりのための道具好きで、7歳でマイペンチがあったほど
・小学校の卒業アルバムの私の将来の夢「服飾デザイナーになること」
1990年福井県へ転居
2001年アクセサリー製作スタート
2005年グラスムーンオープン