セリーヌのステンレスブレスレットの修理実例
ブレスレットが切れちゃった!なんてことがあると、まず修理できるところを探しますよね。
今回修理を依頼された方は、プレゼントされ大切にしているブレスレットということもあり修理店を探したけど、貴金属ではないステンレス製という理由で断られ当店にご相談いただきました。
目次
修理代金(税別)5,000円
ステンレス製アクセサリーの修理は特殊な技術が必要なため、一般的な修理店では対応が難しい場合があります。当店では、ステンレス特有の難しさをクリアするための高度な技術をつかい、確実に修理を行っています。
他店で修理を断られる理由
ステンレスは他の金属とくらべて硬く、変色しにくく優れている一方で、熱で溶かしつける溶接加工が非常に難しい金属です。そのため通常のジュエリー業界の溶接方法では正確につなぐことができず、特別な装備や技術が必要とされます。そのため、修理を断られることがあるのです。
ステンレス製か確かめる方法
アクセサリーの金属の種類を確認するには、いくつかの方法がありますが、最も簡単なのは留め具や金属部分に刻印された記号をチェックすることです。これにより、使用されている金属の種類を簡単に確認できます。
例えば、貴金属の場合は以下のような記号がみられます。
・Pt(プラチナ)
・K(金)
・SV(銀)
これらの記号に続く数字は、その金属が何パーセント含まれているかを示しています。たとえばPt900なら90%であることを意味します。
ステンレスはSTAINLESS、S.STEEL、316L、SUSのいずれかの刻印があればステンレス製です。
当店の特別な修理方法
金や銀のアクセサリーなら、普通の溶接で簡単につなげられます。でも、ステンレスは溶けにくいので、特別なレーザー溶接機を使います。またつなぎ直し作業を行う際に、いくつかのステップを丁寧に確認しながら作業をすすめています。
つなげる位置を確認
最初に行うのは、もともとつながっていた部分の状態を確認し、溶接する位置をきめます。このステップでは、溶接がしっかり出来、強度が保たれるよう、慎重に確認します。
つなげる部分を整えて向きを確認
次に、溶接する部分を整え、パーツがしっかり組み合わさる向きを確認します。この作業では、特に丸い輪の形状がしっかりとつくように注意します。またロゴマークのパーツにくぼみをつけることで、すきまなくレーザーで熱を加え溶接します。
つないだ跡をきれいにし動きを確認
溶接したつなぎ目は、表面をすこし磨き、元のピンクゴールドに近い色の顔料インクを用いて塗装をし目立たなくします。この作業により元の美しさに近い見た目を保つことができます。
最後に、つなげた部分の動きを左右で比較し、同じ動きができることをチェックします。これにより、見た目だけでなく、機能面でも問題がないことを確認し、修理完成です。
修理代金
修理代金(税別)
基本料金3,000円+パーツ加工代2,000円
ステンレスのアクセサリーも、特別な技術でしっかり修理できますので、お気軽にご相談ください。
実際にご利用いただいたY.Kさまのお声
・何が決め手となって利用しましたか?
何軒か近場のアクセサリー修理の店がないか調べてすべての店で断られて(それは18金などの本物の金属ではないからむずかしいと言う理由で)グラスムーンだけ修理可能と言ってくれました。だからグラスムーンさんには感謝です。
・実際に修理されてみていかがですか?
実際に修理されて、ラインでのやりとりであとどのくらいで修理完了しますなどの予定なども教えて頂いたり、実際に修理をおえて手元に戻ってきたアクセサリーはとても綺麗に修理できていました。またアクセサリーがこわれた場合はグラスムーンさんに依頼したいです。
ブランドアクセサリーは修理実績のある当店にお任せください
通販で利用できるアクセサリー修理店グラスムーンは、福井県に実店舗がある、修理実績6800件(2023年現在)のお店です。修理歴20年の店長:玉邑園栄が心をこめて修理いたします。
大切なアクセサリーを預けるお客様の安心のため、セリーヌ、シャネルをはじめスワロフスキーなどブランドアクセサリーの修理経験をつんだ専属の担当が、見積もりから修理発送まで責任をもって行っています。
ブランドアクセサリーの修理は、全国どこからでも通販で修理できる 当店グラスムーンにご相談ください。
ご相談見積りは無料です。ご相談は見積もりに必要な画像が送りやすいLINEが便利です。
アクセサリー修理歴20年:玉邑園栄
1970年石川県金沢市小橋町生まれ
・ものづくりのための道具好きで、7歳でマイペンチがあったほど
・小学校の卒業アルバムの私の将来の夢「服飾デザイナーになること」
1990年福井県へ転居
2001年アクセサリー製作スタート
2005年グラスムーンオープン