誕生石を求める理由
そもそも誕生石とは、ヨーロッパの誕生日の儀式からという言い伝えがあります。当時のヨーロッパではケーキのローソク(齢の数)を吹き消し、グラスをカチンとぶつける音で邪気をはらい、自分を守る力があるとされている誕生石の宝石をつけ祝ったとされています。その12の宝石はさらに昔、紀元前の占星術の12星座の神々の持っている石が言い伝えの源とか。美しさで昔から人々に愛されてきた宝石。なかでも、特別な意味をもつ誕生石にはたくさんの愛され続けるわけがあります。
こちらでは12ヶ月の誕生石それぞれのもつ魅力とハッピーな言い伝えもご紹介させていただきます。
今回は11月の誕生石 「シトリン」 をあらためて調べてみました。興味深いこともたくさんありましたので、ぜひ最後までごらんください(^ω^)
シトリンはアメジストから生まれた奇跡の石
おひさまのように暖かで、やさしいイエローの輝きが美しいシトリン。なぜだかほっとする不思議な石のひとつです。
「シトリン」の名の由来はフランス語の「レモン」を意味する「citoronシトロン」から。
古来より、富と繁栄をもたらす「幸運の石」とされてきました。輝く黄色が黄金を意味し、金運をあげると考えられたからだそうです。
もともと天然のシトリンは、地中で形成されたアメジスト(紫水晶)にマグマなどによる加熱され黄色になるものか、水晶に放射能が加わり黄色く発色した宝石です。そのため、本当に天然産出されたシトリンの流通量は非常に少なく、市販されているものはアメジストに人工的に加熱処理をしたものや白水晶に放射線処理を行ったものがほとんどです。本当の天然のシトリンは大変に希少なため、アクセサリー用の石としては流通していない現状、すこし残念ですね。
よく似た薄い黄色を帯びた同じ水晶系の「レモンクォーツ」との違いは、シトリンは石の中に含まれている「鉄」が加熱され発色するのに対し、レモンクォーツは「硫黄」によるもので黄色も明るく、並べると一見して違いがわかるそうです。そう言われると、シトリンは少し赤みがあるようなオレンジ色のものもよく見られますよね。鉄を加熱すると赤くなることと何か関係しているように思えます。
シトリンが「幸福の石」といわれる理由
最初にシトリンがジュエリーになったのは、キリストが生まれた頃の古代ギリシャでのこと。インタリオと呼ばれる技法で、石の表面を彫り沈めて模様の陰影を楽しむものでした。当時から幸福の宝石と信じられていたシトリンは、邪悪な考えを消す今で言うお守りとして使われていたようです。また、シトリンは毒蛇の毒をも消し、さまざまな病気を治すとも信じられていました。当時の人々にとってシトリンは心身ともに健康でいるための大切な欠かせないものだったことがわかります。まさにシトリンは幸福の石だったんですね。また、東洋でも昔から健康的な美を保つといわれ、特に女性に人気のある石だったそうです。現代も、黄金に輝くシトリンには金運があるというから、これは欲しくなりますよね~(´∀`*)
時代によって求める「幸せの条件」って変わっていくんですね「健康」⇒「金運」(笑)
そんな「シトリン」を使ったアクセサリーは
11月の誕生石「シトリン」のリングで幸運をつかむ! のブログをご覧下さい
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